くぅぅううーっ!連日の30度越え~っ!(><;)
991発目キッコ、アイスがおいしくてしゃーないです!
そんなカラ梅雨モードな出足に動悸ドキドキ水分補給。ゲリラ豪雨が心配な昨今。
先日、一足お先に涼を感じようと思い立ち、友人達とコチラを見に行ってきましたよ!
どひゃーっ!((゚0゚;)
そう、大阪歴史博物館で開催中の幽霊・妖怪画大全集展です♪
だいぶ前から大阪市営地下鉄ではこの作品を使った広告が掲示されており
異彩を放つ独特なインパクトに心奪われていました☆
美術は5、他は1や2だった私にとっては最幸の社会勉強の場。
この作品展は日本画家で世の風刺を熱心に研究した
吉川観方(1894~1979)が生涯をかけて収集した約200点もの
肉筆画や浮世絵がズラリと並ぶ圧巻の世界。
ものすごい距離感で目を合わせてきました!
実にCOOL
ちなみにこれは「相馬の古内裏」(1845年ごろ)という作品で
奇才と呼ばれるあの有名な浮世絵師、歌川国芳の1枚。描かれているのは
平将門が討ち取られたあと、その娘とされる滝夜叉姫が呼び出した骸骨の妖怪です。
滝夜叉姫 はこの妖怪で父亡き後、その遺志を果たそうとしました。
浮世絵と言えば写楽や葛飾北斎ですがその後の江戸時代末期、
世の人々の心を大いに掴んだのがこの歌川国芳であり、たくさんの門弟を輩出。
大の猫好きであり猫を傍らに絵を描き、斬新なアイディアを後世に伝えました。
そういえば弟子の歌川芳藤の作品「五拾三次之内猫之怪」もありましたよ!
大小の猫が集まって顔になっているという化け猫の絵です☆
写真のこれ↑は会場などで無料で持ち帰れるA4パンフなんですが
何枚も持って帰って連ねて貼っても様になりますね!
実はコチラには仕掛け絵図の要素があり、
武士と髑髏の間にある部分を開くとたくさんの有名画家の妖怪が載っています。
それだけでも満足な一枚なのですがこの展示会は魅せ方がほんとに面白くて
美と恐怖とユーモアが題材になっているのですが
入ってすぐ、一瞬で心奪われる作りになっていました!(*^.^*)
なんやて?!
それがこれ、YKI48(ヨーカイ)☆
博物館の入り口等に選抜メンバーの特徴と顔、そしてキャッチコピーなどが
紹介されているのですがものすごく秀逸。来てるちびっこも笑顔です♪
ケチャップよ。にはついつい爆笑しまして涼みに来たのに熱くなりました!
YKI48結果発表~♪(^O^)/
←クリック☆
主催者の方の感性ガン光りのこのサイト。
もはや隅々までご覧いただくと行った気になれるという嬉しさもあります!
幽霊や妖怪は恐いというイメージが大多数ですが様々な工夫が凝らされており、
「はぁ~・・もうやんなっちゃうわぁ~浮気とかマジ許さないんだから!」等、
いわくつきの幽霊達が自らを話し言葉でなぜ幽霊になったのかを
自己紹介してるパネルには誰もが立ち止まり読みふけり親近感を覚え、
向こうから距離感を縮めてくるこのアイディアに私はただただ驚きました。
まさか、考えた人に憑依して書かせた?な~んてね。
どの文もスッと頭に入ってきて、たしかに出てくる理由が分かると全て納得できますよね。
円山応挙が描く「美しい幽霊」も言っていましたが
幽霊は人を映す鏡。ガツンときました。
真面目な部分もあればところどころで笑いが起きていたのもとても印象的でして
すがすがしい気分で拝見することができました♪
可愛い~(/ω\)
最後は自分用のお土産です。猫大好き歌川国芳のてぬぐい☆
他にはパンフにもなった巨大髑髏の迫力満点クリアファイルやピンバッジや作画集。
そして暑中見舞いにさらなる効果を発揮するであろう幽霊ポストカードなど、
会場内は百鬼夜行ばりにとてもにぎやかな人の流れで
6月入って入場5万人を突破したとのこと!
個人はもちろん若い人も多く、大阪城散歩後のデートで来るのもいいですね♪
それにしてもこんなにたくさんの作品が集まるのはとても貴重な機会です☆
幽霊や妖怪はある意味どこか浮いた存在だからこそ古来より想像され、
江戸時代以降は文学や芸術、特に歌舞伎において盛んに取り上げられ
いろんな風刺画が生まれました。
美しいものからおどろおどろしいもの、
某忍者漫画のルーツになっているとある作品の妖怪などなど
そのコレクションが見られるのは今週末まで!
気になる方はぜひ足を運んでみてください☆
そしてもう一つ会場で学んだことは、お岩さんとお菊さんはすこぶる有名ですが、
日本3大幽霊としてもう一人、累(かさね)さんという方がいることを
この日初めて知りました。え?どんな方か??
紛れもなく怖いので、その扉はみなさんの検索パワーで知るをお楽しみください。。
それでは・・・。
991発目キッコ、また展示があったら必ずや行こう!
美と恐怖とユーモア。どっぷり浸かりました~♪