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Channel: だるまにあキッコ ぶっころんでちゃくち
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しまなみ海道 大三島 大山祗神社に行ってみた!

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芸予海峡の要!天皇・武将、時代を超えて!

1464発目キッコ歴代ビッグが大集合〜!(^0^)

 

などと!相当カジュアルに綴りましたが、この場所は日本の歴史上でとにかく名を馳せた人物達

冷静情熱がピシピシ伝わる神聖な場所、しまなみ海道:大三島。その名も大山祗(おおやまづみ)神社ー!

 

参拝します!

さあ!伯方島イルカLIFEを経て、お昼はこちらにて海・山・戦の神にご挨拶を♪

御祭神は大山積大神一座で天照大神のお兄ちゃん☆古くは約2600年前

神武天皇御東征にさきがけ伊予・瀬戸内を司る小千命(おちのみこと:祭神の子孫)が

ここ大三島を神地と定め鎮祭したのが始まり。

記述が濃厚すぎるので纏めると、日本民族の総氏神として古来より日本総鎮守として親しまれています。

 

時の流れに身をまかせ

あらゆるモノが散っては芽吹く。予備知識で来たのでその衝撃は相当なモノでした!

境内は軽く2500年は超える日本最古の原始林楠群生地にあり、山はおろか地神も兼ねる大山祗神社。

また、芸予海峡での源平合戦や村上・三島水軍の活躍、戦国乱世で海流が戦況を変える攻防もあり

海の神はもちろん戦の神として様々な武将の尊崇を受け今に至ります。

 

拝殿の荘厳な空気感

その想いを形として残すのが紫陽殿と国宝館!

この二つには全国で国宝・重要文化財の指定を受けた武具類の4割が保存され、

刀剣や甲冑、兜や弓、神事で使う神具や巻物等々、その数や状態も含め絶句する渋さ

源義経・源頼朝・平重盛・武蔵坊弁慶・斉明天皇・護良親王などなど

サマソニで例えると時代を超えたヘッドライナー自身の愛用品を奉納するに至る場所。

自らもあれば子孫の方が。アベンジャーズもドン引きレベルで歴代の名品が並びます。

当時を生きた本人やそれを創った名匠達・・想いを馳せまくりました〜♪

 

各社殿も重要文化財

神門・総門・狛犬も魅力がいっぱい悠久の時。こちらも重文に指定されているモノが多くあり

見所パンパンな大山祗神社。静かな境内とはいえ激しく感動した事を覚えています。

私自身歴女でもなんでもないんですが造形美に関してはアートを感じずにはいられませんでした。

そういう目線で見ると海のジャンヌダルクと言われる鶴姫着用の日本唯一現存する女性用鎧

ウエストがキュッと絞ってあり高貴な位を表す藍色が凄まじく美しく、刀剣の鮫皮や螺旋を描く

金と貝殻によるパール級の輝きが鞘の黒に映える出で立ちなど、何もかもにドッキドキ。

やっぱりミーハーでした!(^0^)

 

凛とする背筋

狛犬に合わせ私の体もピシッと伸びる神聖なお時間。。

手前の楠木は能因法師雨乞いの楠のういんほうしあまごいのくす)といって

幹周17m、推定樹齢は三千年を誇る日本最古の楠木と伝えられています。

 

圧巻の姿

現代では真ん中からバックリと裂け枯死しているのですが

その迫力は心に刺さるものがあり、豪快かつ何とも言えない不思議な温もりを醸していました☆

国宝・重文だけでなく、大山祗神社の境内に残るクスノキ群は国の天然記念物指定されており

幹周・高さ共に10m超え、伝承樹齢は余裕で2000年を超える原生林38本が今昔の時を紡ぎます。

 

裂けたとはいえ・・

どっしり構える頼もしさ。そして相当な厚み艶かしい木目の躍動感。

幹の倍は根周りがある事を考えるとつま先からピシッとします!

神門手前には創建の要となった小千命による御手植の楠があり、息を止めて3周回ると願いが叶う。

一緒に写真を撮ると長生き出来るというお話が。

もう何もかもが超ド級のスケール。眺めるだけでもありがたいのでそっと時を共にしました♪

 

古今の移ろい静と動

歴史が今に現存する海・山・戦の神、大山祗神社。時を経ての戦時中

米軍に刀剣などを没収される恐れもあり、この地に異常なまでの数の刀が集まったとのこと。

しまなみ海道:大三島。戦乱の水軍やそれ以前の海賊という形で芸予海峡・瀬戸内海を生きてきた歴史。

装飾品調度品も含め、点在する島々から寄せられたのも頷ける史実です☆

 

伊予水軍:河野通有兜掛の楠

1284年、水軍の将であり伊予の武将が武運長久を祈願してを掛けた楠木。

後の兵火で幹の一部のみとはいえ、いってきますただいまを伝えに訪れていた木。

生死が常につきまとう幾度となく訪れる戦乱。↑伝える重みを学びました☆

歴代天皇・戦国武将・家臣や家来、援軍・島民。

日本の初代総理大臣の伊藤博文や海軍連合艦隊司令長官の山本五十六など

参拝は時代を変え今も政治や軍事関係、特に海自幹部の方々が訪れる場所、大山祗神社。

 

一歩入って感じた、というか、頭の中に浮かんだものはユラユラと燃える青い炎です。

例えるのが難しいのですが、静かに沁み込む力強さを何だか味わいました♪

ザックリ目指してしっかり参拝。感謝しかないです!

ここは時代を生きた者達想いとして残る場所。国宝・重文、戦果の奉納。

それを静かに見守り続ける楠木群と大いなる神々。

大三島は元は御島(みしま)と書き、しまなみ海道では神の島という意味を持っています。

 

行ってたまげた大山祗神社。愛媛県は今治、海に浮かぶ島。

想像を超越するパワースポット。中でも両サイドに色鮮やかな甲冑がズラーっと並ぶ国宝館

瞳が吸い込まれるほどの動悸ドキドキスポットです。ぜひ一度みなさん足を運んでみてください。

ゆっくりじっくり精神統一。する気もないのに気づけばしてる。そんな驚きがここにはあります。

 

こうしてこの地を後にし次に向かうは海の航路

水軍に想いを馳せとある島へと上陸・・ま・・まさかの襲撃に合いました!

次回をお楽しみに!(^0^)

 

1464発目キッコ、全てが偉大な存在:大三島。

人も海も山も空気も自然と一つになれたスポット!

 

 


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